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2008.05.04

いつか来た道

最近多くのベンチャー社長にお会いしている。
投資先を求めている企業とともに事業戦略を検討するためだ。
若い、20代だろうか、意欲を体全体で表現できる若者にマブシイ気持ちで接している自分がいる。自分も、昔々30代後半だったけれど投資してもらいたくてキャピタルを訪問してまわったことがあるから彼らの気持ちが見えるようだ。

デューデリとはいえ、尋問されているようでさぞ気分が悪いだろうな。

以前とちがって投資側からだと見えるものが違う。
「世界を変える」「日本を代表する企業になる」「ナンバーワンではなくオンリーワンを目指す」と多くの社長が発言する姿を見て、気持ちは複雑になる。体からアドレナリンが噴出して恥ずかしい気持ちになる。

ネットベンチャーに参画し参謀役をやってたころ、中身もまだないのに同じように言っていた自分の姿とかぶるからだ。中身を説明せず外装から入る言い方。そのような物言いに中身があったためしがない。

しかし今の僕はここでその若人を切り捨てる気持ちにはまったくならない。
この情熱に形を与えたい。
それは若き経営者が通る道だからだ。

たとえ外装だけであってもいずれはそれはビジネスモデルになる。
スタートアップは業界を超え俯瞰する発想が必要で、大きな絵の中にすばらしいモデルがが生まれることが多い。ヤマト運輸の小倉さんも日本全国に小さな荷物が行き来する姿を頭に浮かばせてネットワーク外部性をひらめいた!

ベンチャーも軌道に乗り始めると、いやになるほど細かな仕事ばかりがあってしんどくてならない。しっかり夢が描けてないとここで我慢できなくなって投げだしてしまう。思いつきの事業を追いかけるようになる。
若い企業が続々誕生して、新しい分野をいくつも切り開いている姿こそが明日の日本の姿だと固く信じてやまない。
絶対彼らを成功させるぞ。

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