戦略心理学とでもいうか…
顧客満足を引き上げることは、利益を減少させる、トレードオフの関係にあると思いこんでいる人はけっこう多い。機能や品質を上げる努力はコストが高くつくとうことだ。それでも顧客満足度を引き上げることは長期的にみれば、ロイヤリティを引き上げ、利益につながるというのは合理的な考え方だろう。
今回の米アップルのiphone値下げは、顧客満足度をあげるどころか満足度を大幅に引き下げる事態だったとすぐさま思った。問題は599ドルで買った客だ。まだ発売して3ヶ月も経たないのに値下げでは、先に購入した人の不興を招く。新しいモノ好きの僕も何度も不満に思ったところだ。
CEOのジョブスという人は策略家だ。彼は8GBモデルを決戦の時だと考え200ドルも下げたが、すぐさま599ドルで買ったユーザーに100ドルのアップルストアのショッピング券を贈る決断をした。
このショッピング券でまもなく新しいipodナノを買うことになるだろうということと、200ドルの値下げに対して100ドルの買い物券というこの微妙なバランスに何とも言えぬジョブスの心理戦略を感じるのだ。
大満足ではないが、不満でもない、微妙なバランスが100ドルという金額にある。
詳細はhttp://japanese.engadget.com/2007/09/06/iphone-jobs-leter/
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