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2007.08.23

MOT製造業経営について学んだ

フュージョン商品づくり研究会で、神戸大の延岡健太郎教授のお話を聞いた。新しい分野にふれるのは楽しい。MOT(Management of Technology)のことは僕の守備範囲に入らないと思ってきたが延岡さんのお話を聞いて変わった。

MOTは一言でいえば製造業経営。技術経営と言うとまったくテクノロジーだけのことのように聞こえるが、「製造業経営」と言われると今まで僕が担当していた多くの仕事がこの分野になる。もっと早く徹底して追求しておけばよかった。

日本の製造業はコストダウンすればするほどコスト競争に巻き込まれ利益を失い、電機メーカーのように営業利益2,3%という薄利ビジネスに陥いる。本来は利益を上げるために考えたことが、逆の効果を生んだ。もっと商品が高く売れるような価値向上に取り組むべきだったのに、それができていない。著名な会社の実名をいくつもあげばっさばっさ切った。

付加価値化というのは独自性と差別化のことだが、差別化はマーケティングでとらえるよりもはるかに広い。お話を聞いていくと結果としての商品の差別化価値よりも、プロセス、組織能力としての価値を引き上げることを重視しているように思える。フロントローディング(前捌き)という言葉を使われているが、恒常的に組織能力をつかけるためには、これは蓄積であり、戦略的方向性を決めたらぶれないことが最も大事だと。シャープの液晶一筋のビジョンはわかりやすい。

僕は本講義で、どうすればぶれないのかを深く考えた。カリスマ的なか経営者が結果としてぶれないのはわかるが、そうでなければ組織の中にぶれない手続きが組み込まれている必要がある。トヨタ式のようなものを想定できるのではないか。ぶれない仕組みについて、もう少し考えてみよう。

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