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2006.09.08

心のBPRが大切…新日本経営のために

 レブロンの浅見隆社長と対談させていただいた。浅見社長はコダックをふりだしにスポルディング、J&J、レブロンと外資系トップを多く経験されている。徹底したポジティブシンキングで多くの企業再生の修羅場をチャンスと考え乗り切った方だ。
 企業再生の手法としてビジネス・プロセス・リエンジニアリング、BPRがよくとられる手法だが、浅見社長の持論はBPRならぬMPRだ。低迷した業績に加えビジネスプロセスの変革が迫られる環境で社員は方向性を失い意気消沈する。その状況で、求められるのは社員を元気にさせるMPR、マインド・プロセス・リエンジニアリングで、徹底した意識改革が改革を成功させると言われる。BPR+MPRで、常に改革を継続できる事業環境を作りあげるという。

 企業再生の現場で従業員や経営幹部がポジティブに業務に取り組むために何をしたらいいか。
 一つのキーはOGSMだ。目的(Objective)→目標(Goal)→戦略(Strategy)→評価(Measurement)を全社、部門、個人単位で繰り返す考え方で、トップダウン、ボトムアップの善循環を作りだす。
 P&GでもJ&Jでも言い方は違うが同様のマネジメントプロセスを遂行しており米国流の典型だ。詳細な行動計画がわかれば人は安心して目標に挑戦しようとする。曖昧が最も意欲をそぎ、不安を増大させるということだ。

 OGSMの考え方は多くの外資企業、また成果主義を取り始めた日本企業で行われているが、浅見社長はこのOGSMというBPRを定着させるために意識改革、MPRこそが大事だと説く。
 もう一つのキーは、マインドセットのリエンジニアリング(Mind Process Reengineering)だ。こちらは日本的。心のヒダに触るような細かな手法だ。4つのEであらわす。Envision,Energize,Empower,Enableの略で、ビジョン繰り返し伝え、元気をあたえ、権限を渡し、従業員満足の環境づくりに勤しむ。花見を社員と楽しみ誕生日を祝う。些細なことと言われるかもしれない。BPRのような業務全体ががらりと変革される中だからプライベートな対話を書かさない。
 米国流と日本流のコンビネーション、企業と社員の幸福を実現する新日本流の経営原則を生涯かけて普及されたいと言われた。末吉は2001年からルータイスのアファメーションを研究していたこともあり、これもまた生涯の仕事になりそうな気がする。

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コメント

MPRとBPRのバランスの取れた実践力。浅見社長は能力下位は会社のため、社員のためにカットするとおっしゃってました。厳しい決断です。その中でESを実践するのは、本当に人間としてのバランスがとても難しいと感じました。社長は、やはりお昼は必ず一人で食べるようです。あらぬ噂を立てられないため。経営者は孤独との戦いでもあるんですね。社長学は究極のTPOが必要であるんですね。草々

投稿: shiki80 | 2006.09.12 13:44

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